令和元年5月17日 当協会におきまして、成年後見制度の新しい運用〜診断書と本人シートの書き方〜をテーマにセミナーを開催しました。
成年後見制度利用促進基本計画を踏まえ、平成31年4月に「診断書の書式」が改定され、さらに本人情報シートの書式が新設されたのを受け、医療・福祉関係の方々が大きな役割を果たすポイントをご説明しました。
診断書は今回の改定で、判断能力について「契約などの意味・内容などを自ら理解し、判断する」意思決定支援の考え方を踏まえた表現へと変更され、精神上の障害の有無と程度を具体的に記載できるようになりました。医師が、診断書を作成する際の資料として、本人の生活を支援している福祉関係者が本人情報シートを作成することとなります。
今回は、ケアマネージャーをはじめ、相談支援専門員の方々がお集まりいただき、熱心に受講していただきました。
この成年後見制度の新しい運用が円滑に進むよう、今後もセミナーや関係機関での講習会などで普及活動を続けてまいります。