2017年3月25日 弁護士会館2階の講堂クレオにおきまして、東京弁護士会による「意思決定支援推進全国キャラバンin東京」が実施されました。

・障がい者当事者による現在の生活についての講演

・水島俊彦弁護士による講演〜国連障害者権利条約が求める意思決定支援(支援付き意思決定)とは何か〜

・パネルディスカッション〜意思決定支援のため後見人等はどのように実践していくのか、国連障害者権利条約を踏まえた意思決定支援制度とは何か〜

など盛りだくさんの内容でした。

中でも当事者の方々の生活についてのお話は説得力があり印象的でした。「自分たちができる事は自分たちで決めたい」とおっしゃっており、伸びやかなたくましさを感じました。

今後の後見事務を行っていく上で、意思決定をするために十分な検討情報を用意し、ご本人が自己決定できるように支援していくことが大切であることを実感いたしました。